ベンチャートップインタビュー
「50、60はハナタレ小僧」。 瀬戸内の孤島で見つけたシニアのあり方とは?
ライブドアホールディングス株式会社 代表取締役社長
平松庚三(ひらまつ・こうぞう)氏
平松庚三氏
ライブドアホールディングス株式会社代表取締役社長の平松庚三氏が昨年立ち上げた、シニア向けのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)「小僧com」が話題だ。
「小僧com」の「小僧」とは「アクティブシニア」の代名詞。これは平松氏が訪れた、瀬戸内海に浮かぶ愛媛県の「青島」という孤島にちなむ。
人口30人のほとんどが65歳以上という青島。しかし、男性は毎日小船で漁に繰り出し、女性は裏山でみかんを栽培し、アクティブに暮らしている。この島では「30、40はよちよち歩き、50、60はハナタレ小僧」なのだ。
「これからのシニアは、人生の後半戦を楽しく、賢く、豊かに過ごすアクティブな『小僧』でありたい。そんな小僧たちが集うコミュニティをつくりたい」。こう考えた平松氏は、自身の名前「Kozo(こうぞう)」と偶然同じということもあり「小僧」をサイト名に決めた。
「小僧com」の会員は現在約50000人に上る。〝小僧世代〟の50、60歳代だけでなく、アクティブな小僧を目指す30、40歳代の会員も多いという。
平松氏は「小僧com」の特徴について「参加者の意識が高い」と語る。同サイトの「アドバイザリーボード」には代表的な会員が名を連ねているが、経営者、大学教授、医師など本業を堅実にこなしていそうな顔ぶれが並ぶ。それに触発されているかのように、自ら高い目標を掲げ、知的好奇心を持ち続けている「小僧」が集まっているという。
男性会員の4割、女性会員の3割が実名で参加している点も、匿名が中心の一般的なSNSとは一線を画す。「実名を出す分、発信する情報には責任を持つ」意識の高さが表れている。その分、コミュニティのオフ会が活発なのも特徴といえる。
また、社会貢献を意識した活動が目立つ点も「小僧com」のもう一つの特徴。先日の新潟県中越沖地震のときも会員に対して義援金を募り、被災者の復興活動をかげながら支えた。
「サッカーも野球も後半戦のほうが断然エキサイティングでお
「小僧com」の会員になるのはどうすればよいのか?
「小僧コミュニティ会員」の対象は、自称「小僧」もしくは「小僧になりたい」方。18歳以上であればOKだ。会費は無料。「メールマガジンによる情報の取得」「小僧SNSによるコミュニケーションへの参加」「ショッピングやイベントの利用」といったサービスが受けられる。
また、通常会員よりも一歩上いくサービスを受けられる「小僧プレミア会員」制度もある。年会費10,500円または月会費1,050円(ともに税込)。
ライブドアホールディングス株式会社 代表取締役社長
平松庚三(ひらまつ・こうぞう)氏
1946年生まれ。アメリカンエキスプレス副社長、IDGコミュニケーションズ社長、AOLジャパン社長などを歴任。2000年にIntuitジャパンのCEOに就任。2003年にMBOにて米国親会社から独立、社名を弥生(株)変更、代表取締役社長に就任。2006年6月(株)ライブドア社長就任。
「小僧com」の会員になるには?
自称「小僧」も「小僧」にあこがれる
「小僧未満」も無料会員登録可能!もしろいです。人生も同じ。後半戦を楽しく豊かに過ごす仲間が集まったら、何か社会のために役立てるのではないでしょうか。そんな前向きな方々と、アクティブなつながりを持ちたいと思っております」。「小僧真っ只中」の平松氏がメッセージを送る。
会員申込、詳細はhttp://www.kozo-japan.com/
[2007年10月 7日] ベンチャートップインタビュー


